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仮面な人たちの恋愛夢小説

第9章 愛が強さに?蜂蜜と指輪の思い出(鎧)

紘汰と二人で出てきた彼女は、話をしているうちに紘汰が“チーム鎧武”のリーダーをしていることを知った。

『そう。あの鎧武の‥』

「そうなんです!最近インベスゲームで出てきたアーマードライダー鎧武って俺なんですよ!‥でも最近チームバロンに新しいアーマードライダーが出てきて…─」

『バロン‥』

「──おい…!」

バロンという言葉に反応して呟く彼女。
その間を縫うようにして聞き覚えのある男の声が二人に響いた。
その声に反応した紘汰もまた声を上げた。

「お前っ‥!何でここに!?」

「貴様に用はない。用があるのはコイツだ」

「え…知り合い?」

『はい…ぁ、ちょっ…!』

「話がある‥来いッ」

「ちょっ、おい!…ったく、なんなんだよ‥」

突然彼女を連れ去って行った戒斗に紘汰は後味が悪く、暫くその場に立ち尽くしていた…──。

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