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仮面な人たちの恋愛夢小説

第47章 空いてるぞ…?(鎧※)

彼女は私専属の秘書。
正直、湊よりも良く働いてくれている。
まぁ、彼女は凌馬についている身だからあまり多くは言えないのだが…


『主任、今日の予定は──』


今日も彼女は淡々と仕事をこなす。
スケジュール管理は勿論、私の身の回りのこと全てをやってくれている。


おまけに光実の面倒まで見てくれているのだから、本当に彼女は良い秘書だとつくづく思う。


「ご苦労だった」


では後程、と彼女はまた次の仕事の打ち合わせに出ていく。


そんな仕事づけの彼女に、今日は私の“恋人”としての休息を与えたい───と考えている。

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