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仮面な人たちの恋愛夢小説

第39章 生くりーむぱにっく(電※)

「おねーちゃん♪」


背中から抱き着くとおねーちゃんは振り返って僕を見る。


『あら、リュウタ。見に来たの?』


「うんっ!おねーちゃんがケーキ作ってる音聞こえたから。今日は何味?」


『今日はショートケーキよ』


僕の大好きななケーキだ。
キッチンにはお皿に乗った、綺麗にカットされたイチゴと


ヘタだけ取られてまるごと置かれたイチゴがあった。


つまみ食いしようとして伸ばした手はおねーちゃんにパシンっと叩かれて


だけど諦めない僕におねーちゃんは怒り始めた。

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