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仮面な人たちの恋愛夢小説

第37章 流星群(F)

最初はぎこちない話し方だった彼女も次第に星の話し等で打ち溶けていき、俺たちは図書室で会うようになってすっかり仲良くなっていた。


『今日は星が綺麗に見える日なんだけど‥良かったら一緒に近くの高台に行ってみない?』


「へぇ…見てみたいな」


俺の答えに彼女は嬉しそうに笑っている。
彼女のそういう所が、俺は好きだった。

それから俺たちは放課後に待ち合わせ高台へ。

そこでは夕暮れを待って、二人で暗くなるまで話していた。

そろそろ、星が綺麗に見える時間だ。

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