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君に出逢ってからの僕は、恐ろしく狂っていた。


僕の感情、理性の全てが君に向けられて、僕は君に恐怖さえ感じたんだ。


士といるときの君はとても幸せそうで、僕にはそれが憎らしくて、でも愛しいとも感じるようになって…


本当に僕は、君のせいで僕の全ては狂ってしまっていた。


そんな僕を知っていた君は、僕に会う度に酷く震えていたね。


でも僕はそんな君を見ているといつも喜びを感じていたんだ


だって、その時だけは僕をその美しい瞳で見詰めてくれていたのだから…。