
仮面な人たちの恋愛夢小説
第3章 まだ見ぬお宝(D)
『‥貴方まさか此処に入るつもり?』
「そうさ。何か不満かい」
『不満というより‥不安よ』
二人が見上げる先には東京ドーム一個分は裕にある古風な屋敷。
栞那が言うに、この屋敷の持ち主は“凍堂”という夫婦で、メイドなどの使用人は10人はいる大金持ちらしい。
海東もそれを知っていた。
金持ちの家だが海東の狙いは金銭ではなく、凍凍家に伝わるというお宝だった。
そのお宝を確かめるべく海東は凍堂家への侵入を試みる。
話し合いの末二人は部屋の分かれ道の前まで行き立ち止まる。
『分かってる。別行動でしょ』
「ああ、僕の仕事は一人でやりたいんでね」
『そう。私は何をすればいいの?』
「君には先に使用人の始末を頼むよ。終わったら連絡してくれたまえ」
そういうと海東は彼女に通信用インカムを手渡す。
勿論海東も同じ物をつけ、二人は別々の道を進み潜入を開始した。
『まずは使用人を探さないと…あっ』
栞那は早速使用人二名を発見。
仕事最中のところを背後から後頭部に一撃を喰らわせ、使用人二人はその場に倒れ気絶する。
申し訳無いとばかりに栞那は手を合わせた。
二人の使用人がいた部屋を閉め切りまた別の部屋へ。
その途中、曲がり角に差しかろうとしたとき通路のど真ん中で何やら使用人達が話をしている。
栞那はその会話に耳を傾ける。
『聞いた?ご主人様の愛人の話し』
『えーっ!?』
『声が大きいわよ…!何でも、会社の秘書らしいわよ』
『まぁ…ご主人様も澄みに置けない方だわ』
思いもよらない言葉を耳にして少し動揺する。
どうやら凍凍の主人は美人好きらしい。
「そうさ。何か不満かい」
『不満というより‥不安よ』
二人が見上げる先には東京ドーム一個分は裕にある古風な屋敷。
栞那が言うに、この屋敷の持ち主は“凍堂”という夫婦で、メイドなどの使用人は10人はいる大金持ちらしい。
海東もそれを知っていた。
金持ちの家だが海東の狙いは金銭ではなく、凍凍家に伝わるというお宝だった。
そのお宝を確かめるべく海東は凍堂家への侵入を試みる。
話し合いの末二人は部屋の分かれ道の前まで行き立ち止まる。
『分かってる。別行動でしょ』
「ああ、僕の仕事は一人でやりたいんでね」
『そう。私は何をすればいいの?』
「君には先に使用人の始末を頼むよ。終わったら連絡してくれたまえ」
そういうと海東は彼女に通信用インカムを手渡す。
勿論海東も同じ物をつけ、二人は別々の道を進み潜入を開始した。
『まずは使用人を探さないと…あっ』
栞那は早速使用人二名を発見。
仕事最中のところを背後から後頭部に一撃を喰らわせ、使用人二人はその場に倒れ気絶する。
申し訳無いとばかりに栞那は手を合わせた。
二人の使用人がいた部屋を閉め切りまた別の部屋へ。
その途中、曲がり角に差しかろうとしたとき通路のど真ん中で何やら使用人達が話をしている。
栞那はその会話に耳を傾ける。
『聞いた?ご主人様の愛人の話し』
『えーっ!?』
『声が大きいわよ…!何でも、会社の秘書らしいわよ』
『まぁ…ご主人様も澄みに置けない方だわ』
思いもよらない言葉を耳にして少し動揺する。
どうやら凍凍の主人は美人好きらしい。
