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刑事とJK

第74章 修行僧再び






『斉藤!!
愛妻弁当作ってきたよぉ!!///』


「あ…?」




突然扉を開けたのはゆうひだった



ゆうひは斉藤の前まで歩いてくると
これまた馬鹿でかい弁当箱をドンッと机に置いた




『愛情込めて作った~///』


「お、おう、ありがとう…」




…何で今日に限って弁当作ってくんだよ…?





「ゆうひさん!!
そんなにたくさんの量、斉藤先輩は食べ切れませんよ!!」



おめぇらの時点で食い切れねぇよ!!



『斉藤はあたしの料理は全部食べてくれるもん』



まぁ、そうだな…




「ゆうひちゃん、
僕らも一生懸命働いて得たお金で、
先輩のお昼を買ったんだよ…?」




んなこと言われたら
食わざるを得ねぇじゃねぇか!!





『あたしだって、
朝食抜いてまでしてお弁当作ったんだよ?』




ゆうひ…ありがとう…

オレのためにそこまでする必要ねぇよ…?






「でも俺が先に弁当渡したもん!!」




後先の問題じゃねぇ!!




「いや、僕が先に渡したよ!!」



お前もそこで張り合うな、シゲ!!





と、とにかく…




「全部食えばいいんだろ!?
食えば!!」





『「「うん!!!」」』



3人は仲良く頷いた



…言うんじゃなかった













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