刑事とJK
第8章 看病
『ふぅ…、斉と…
って寝てるし…』
服を着せようと思ったが、
大の眠っている大人を起こして着させる、
なんてことは出来そうもないので断念した
『こうやってるとかわいいのに…///』
斉藤の寝顔を見つめる
眠っているときは、
子どもと一緒だ
そして、傷だらけの体を見る
太い腕、胸もすっごいたくましくって腹筋は割れてる
…のに、全体的にはスリムに見える
背は高いし…
見積もって180くらいかな
あたしも168で、
けっこう高いほう…
津森さんは、170は越してたな
スタイル良かったなぁ…
あっ
別に津森さんを比較に出してきたのは、
たいした意味ないから!!
ほんとに!!
斉藤が寝ているうちに
なんか作ろっかな
ゆうひは冷蔵庫の中を開け、
ありもので料理を作った
食べやすいよう柔らかくした、
野菜入りおかゆ
ひと口味見してみる
『…まぁ、そこそこおいしいかな…?』
ゆうひはとりあえず斉藤が目覚めるまで、
部屋の掃除や額にあてるタオルの交換などをした
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