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白い雪のような

第3章 違う本心

しかしそれ以上の刺激を惺は与えてくれなかった。

「なんでぇ?もっとしてよ…」

「これ以上は…」

手についた洸太の蜜を舐めながら、
それでも挑発的な目で見つめる惺。

「もう入っておいで」

「えっ?」

襖がゆっくりと開いて朗が入ってきた。

「あ!いつからそこに!?」

かっと顔に血がのぼった。

「最初からずっと…」

「覗いてたのか!?」

「……」

責める洸太とそれを横目に朗を招き寄せる惺。

おずおずと惺に近寄っていく朗は
不自然な歩き方だった。

「見てるだけでこんなにして…」

自分の前に朗を座らせると、
脚を広げさせて股間に触れた。

「!!」


いくらねだっても触ってくれなかったのに、
なんで朗のはすぐに触るの!?

「お兄さん!イヤだ!」


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