
学内レンアイ【BL短編集】
第3章 神谷琉星×神谷真白
空はこの学園の保健の先生してるやつね。
んで、真白は甘い物好き。
『うわぁ、いいのー?』
「いいよ、口開けて」
軽く口を開いた真白の舌の上にそっと飴を乗せる。
『ありがとう、琉星っ』
「いいえ」
もうキスはそっちのけでルンルンしてやがる。
眠くはないがもう既に12時を回っていたため、俺は取り敢えずベッドに潜り込んだ。
「真白、電気消すぞ?」
真白が寝てるベッドの方を振り返り、声を掛けると小さな声で返事がかえってくる。
もう眠いのかと思いすぐに電気を消し、俺も目を瞑った。
