
BL~中編・長編集~
第16章 ~Riproduzione~
「嫌だよ!! お願いだからっ・・・」
「大丈夫。 お前には、一番大切な人がいるだろ?」
俺には、もういない。
いないから・・・・
「俺は・・・あいつに会いに逝ってくるよ。」
「潤也っ!!」
「和宮、やめろ!!!」
あんなひどいことした俺が、豊と同じところに逝けるかわからないけど。
「おい、や、やめろっ!!」
「松下、近藤・・・」
「「??」」
最期に、二人並んでいる姿を目に焼き付けた。
「ありがとう。」
「潤也!!!」
「和宮!!」
そう言って、俺は・・・・・
「ぅ、うわぁ!!!!」
手を離した。
二人の姿が、小さくなっていく。
今までの人生の思い出が、次々と頭を過ぎって行く。
『俺・・・お前のこと好きなんだけど・・・』
「大丈夫。 お前には、一番大切な人がいるだろ?」
俺には、もういない。
いないから・・・・
「俺は・・・あいつに会いに逝ってくるよ。」
「潤也っ!!」
「和宮、やめろ!!!」
あんなひどいことした俺が、豊と同じところに逝けるかわからないけど。
「おい、や、やめろっ!!」
「松下、近藤・・・」
「「??」」
最期に、二人並んでいる姿を目に焼き付けた。
「ありがとう。」
「潤也!!!」
「和宮!!」
そう言って、俺は・・・・・
「ぅ、うわぁ!!!!」
手を離した。
二人の姿が、小さくなっていく。
今までの人生の思い出が、次々と頭を過ぎって行く。
『俺・・・お前のこと好きなんだけど・・・』
