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BL~中編・長編集~

第13章 ~小悪魔男と平凡男子~

「あ、幸村っ・・・・」

「新君・・」

幸村を振り返ると、キスをされた。

「んぅ・・・ふっ・・・・」

キスしてる間も、幸村は指の動きを止めない。

「んんっ・・・・やめ・・・ッ・・・」

「ん? どうしたの?」

さっきから、幸村の指がある一点を集中的に攻めてくる。

「そこ・・・ッ・・・やっ・・・」

「ここ?」

「んっ!!」

絶対わざとだ。

楽しそうに笑っている幸村の目が、そう物語っている。

「新君・・・・」

不意に、幸村の指が抜かれた。

「? 幸村・・・?」

不思議に思って振り返ろうとしたら、身体を反転させられた。

目の前には、男の顔をした幸村。

「ごめん。 なんかもう・・・我慢できないや。」

「え?」

抱きしめられたと思ったら、後ろに熱いモノが触れた。

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