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BL~中編・長編集~

第13章 ~小悪魔男と平凡男子~

なにが起きているのか。

一瞬、わからなかった。

目の前には、幸村の整った顔。

「んぅ・・・ッ・・・・!?」

幸村の舌が口内に侵入してきて、ようやくキスされていることに気が付いた。

「ちょっ・・・幸む・・・んッ・・」

驚いて身を引こうとしたが、幸村に頭をがっしり抑えられていて、逃げられない。

「ぁ・・・んむっ・・・!!?」

キスに気を取られていたら、幸村の手がシャツの中に入ってきた。

「んんっ!! ちょ、待っ・・・・」

「新君・・・」

シャツをたくし上げた幸村は、胸の突起に舌を伸ばした。

「あっ・・」

ん? っていうか、この流れは・・・・

俺が抱かれるのか!!!?

「ちょ、幸村!! 本当に・・・」

「俺とこういう事するの・・・嫌?」

うっ・・・・可愛い。

なんでこんなに可愛いんだよ。

「嫌っていうか・・・その・・・・」

「俺は、したい。 新君のこと、好きだから。」

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