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BL~中編・長編集~

第12章 ~こんどこそ一緒に~

「・・・」

その笑顔に、鼓動が早くなる自分がいて・・・・

「・・・・そうだな。」

「ね。」

ああ・・・俺は、前世の記憶とか、クロが好きだったこととか関係なく、シロのことが好きなんだ。

そう気づかされた。

「ありがとう、シロ。」

「お礼なんかいらないよ。 ハルも俺にアドバイスくれたし、それに・・・俺ら、友達じゃん?」

友達・・・か。

「・・・あぁ。」

俺がそれ以上の存在になれることは、ないんだろうな。

「友達なんだから、当然だよ。」

「・・・そうだな。 友達だもんな・・・・」

そうだろ?

俺は一生、お前の友達なんだろ?

なぁ、シロ━━━・・・・・

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