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BL~中編・長編集~

第12章 ~こんどこそ一緒に~

「うわっ!!?」

「なんだ!?」

突然、男の一人が吹っ飛んできた。

おそらく、見張りの為にでも立っていたのだろう。

「なにしてんの?」

聞きなれた声。

顔を上げると、シロが怒りを露にした形相で男たちを睨んでいた。

「シ、シロ・・・なんでここが・・・」

「におい。」

前と同じ展開。

あの時も、男たちは彼の姿を見つけると、すごくおびえていた。

「う゛っ!!?」

突然、頭に激痛が走った。

「ハル!?」

『━━━大丈夫か?』

「大丈夫!?」

誰かと・・・シロが重なって見える。

「お前ら・・・・ハルになにした?」

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