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BL~中編・長編集~

第12章 ~こんどこそ一緒に~

そう思った矢先だった。

「そろそろ始めよう。」

「ああ。」

男たちの手つきが変わったのは。

「・・っ・・・!?」

先ほどまでは殴っていた手が、今度は俺の服に手をかけてきた。

明らかに、暴力的な手つきではない。

「なっ!!!」

「まだ動けたのか。」

俺が抵抗しようとすると、男たちが数人がかりで押さえつけてきた。

「暴れるなよ。 そしたらすぐ終わるからさ。」

「やめっ・・・」

あれ?

なんか、前にもこんなことがなかったか?

「・・・っ・・!!」

あの時は・・・・

「やだっ!!!」

あの時は、確か・・・・

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