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「あいつ結構危ない奴だったから、別にいいけどね。」

「あぁ。　おかげで金も入ったし。」

金？

「潤も僕の物になったし。」

「次は誰をターゲットにする？」

こいつら・・・まさか・・・・

「・・おい。」

「「っ！！」」

話をあらかた聞き、俺は生徒会長室から出た。

「潤・・・・」

「お前ら、今の話、どういうことだよ？」

じりじりと二人に詰め寄る。

「そ、それはっ・・・・」

「なんだ？」

肩をビクつかせ、震える翠。

今は、そんな姿にもなんとも思わない。

「俺を騙してて楽しかったか？」

「じゅ、潤のことは騙してないっ！！」