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BL~中編・長編集~

第6章 ~幸せの絶頂です!!~

「みんなに認めてもらえたら、崇は僕のだって言えるのに・・・・」

「・・・・」

そしたら、今日みたいなこともなかったのかな?

「・・・そろそろ帰るか。」

「あ、うん。」

気まずい空気が流れる中、海斗がそう言った。

「俺は優太を送ってから帰るから。」

「うん。 一人でも大丈夫だから。」

ベンチから立ち上がり、海斗にそう言う。

「今日はごめんね? 迷惑かけちゃって・・・・」

「気にしないで。 追いかけようって言ったの僕だし。」

そう言って笑った優太君はすごくかわいかった。

「っていうか、お前荷物は?」

「あ・・・・」

崇のことに気を取られすぎて、荷物を全部あの場所に置いてきちゃった。

「忘れてきた・・・」

「嘘だろ・・・」

財布も携帯も持ってるけど・・・教科書とかは全部鞄の中だ。

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