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BL~中編・長編集~

第6章 ~幸せの絶頂です!!~

「こんな時に変なこと言わないでよ~・・・」

なんか・・・

「はははっ!!」

「み、穣君・・?」

「お、笑った。」

不思議だ。

「さすが俺。」

「今ので笑えるって・・・穣君のツボがわからないや。」

涙が止まった。

「幼馴染だからな。 穣の笑いのツボくらい、ちゃんとわかってるよ。」

「ふーん・・・」

やっぱり、海斗はすごい。

「いつまで残ってんだー!! さっさと帰れー!!」

「「はーい!!」」

部活が終わってから結構時間が経ったからか、先生がそう怒鳴り込んできた。

「俺達も出るか。」

「うん。」

体育館の出口で、崇が出てくるのを待つ。

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