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BL~中編・長編集~

第1章 ~どんな君も好き!!~

海斗は、僕になんて興味ないのかな?

よくよく考えてみれば、僕らはまだ身体をつなげたことがないし・・・

キスも、まだ深いものはしたことがない。

もうすぐ1年なのに・・・・

海斗はしたくないのかな?

僕じゃ、ダメなのかな?

「あれ~? あなた、近藤先輩ですよね?」

「え?」

ここには誰もいないはず・・・

驚いて振り返ると、そこには見慣れた顔の1年生が。

「こんなところで何やってるんですかぁ?」

「君らこそ、何やってるの?」

涙をぬぐい、後輩たちと向き合う。

あ・・・この人たち、海斗のファンの子だ。

「何って・・・・ねぇ?」

「な。」

なんか・・・雰囲気が・・・・

「いえ、屋上のカギが開いていたので気になりまして・・・」

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