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恋心

第22章 蛇

息は荒く
蝶は仰け反り
俺の舌は…上へと伸びた



密部から
甘いかおり


長くなる俺の舌は
下着の横から
ヌルッ…とはいる


蝶は、恐怖に満ちた顔になり
俺の肩を蹴り


見下しながら
颯爽と虫かごから逃げていく



また、一人俺は
彼女の後ろ姿を見送った

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