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恋心

第22章 蛇

腕時計をみながら
俺は、あの女性を追いかけた
どこから見ても
あの電車の女に違いない
そう感じながら
足早に歩いた。

タバコ屋を抜け
信号を二つ越えた…

女性は
一端
店を通り過ぎ…自動販売機で
水を買い
引き返してきた


俺は…固まった

『え?』


俺のオフィスの前にある…
あの店に
女性は消えた

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