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恋ばか

第33章 ~貴方だけを愛してます~


「なにしようとしてんだよ!!?」

「なにって…セックス?」

臣はそう言って笑うと、俺の洋服を一気に脱がしてきた。

「ばっ…ここをどこだと思ってんだよ!!」

「病院。」

淡々と俺の質問に答えながら、臣は胸の突起を舐めてきた。

「んっ!! お、前…さっき倒れたんだぞっ…」

「大丈夫。 境にキスしたら治った。」

「アホかっ…ぁ…はっ…」

確かに、先ほどまで死にそうな顔をしていたとは思えないほど元気になっているようだ。

「境…可愛い…」

「うるさっ…ン…ッ…」

こんなところで…本当はいけないのに、体が言うことを聞かない。

「臣…ダメだって…ッ…」

「ごめん…止められない。」

本能が、臣を欲してる。

「あっ…やめ…ッン…」

ダメだ…流される。

「っ!!」

「境!?」

俺は臣の肩を掴むと、上下を反転させた。

「お前は、なにもするな。 今日は…俺がする。」

「ちょ、境…」

「黙れ。」

なにか言おうとする臣の口を唇で塞ぎ、臣のズボンを脱がせた。

「すごいな…倒れたくせに、ここは元気だ。」

下着越しでもわかるくらい、臣のモノは形を変えている。

「境?」

「お前は、なにもするなよ。」

驚いている臣を無視して、俺はそれを取り出すと、なんの躊躇もなく口に含んだ。

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