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カレとワタシと100の嘘

第2章 現実世界への浸食

「もしもし…あー、初めまして海斗です」

電話の向こうの声は、

想像よりもずっと魅力的で

私の全身を貫いた。



声だけでこんなにも気持ちが昂る事を、

初めて知ったのです。

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