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カレとワタシと100の嘘

第15章 光の射す場所

誕生日を目前に控えたとある日。

私宛に小包が届いた。


差し出し人はもちろんシンだ。


ご丁寧に苗字しか書いていない…

この念の入れようは……。



中を開けてみると、

シンとお揃いのブランドだという財布が入っていた。

私にはブランド品なんて無縁だし、

元々興味もないので分からないブランド名だったが…


後でネットオークションで調べたところ、

オークションでも数万円単位での取引をされている事が分かり心臓が飛び上がった(笑)

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