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カレとワタシと100の嘘

第4章 境界線

『ま…愛美(まなみ)』


そう伝えると、

「愛美…」

優しく私の名前を呼ぶ海斗

「…愛美?」

囁くような甘い声に、吐息が混じる。

ダメだ、理性が飛びそうになる。

体の芯がざわつき始める。

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