
トライデント
第11章 禁断の力と希望
キースはペルセウスの懐に手を当てた。
ペルセウス「あっ、この剣は!」
そう、キースが子供に作ってあげた剣だった。
キース「こいつもお墨付きだからな…。」
ググッと剣も巨大化させる。
キース「あのときは、罵倒してすまなかった。お前は、立派な英雄だ。アテナを、頼む…。」
最後までキースは剣に祈りを込め続けた。
ペルセウスにはキースの剣と盾が託された。
ペルセウス「キース殿…。」
やがて、朝になり、神殿中の人々がでてきた。
ペルセウスはみんな無事で安心し、この夜中にあったことを話した。
