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トライデント

第5章 強きゆえに…


しかしまだ攻撃は身体に受けていないというのに、ゲオルグの体力は落ちていっている。




ゲオルグ「く!うおおお!!!」



ゲオルグも攻撃に転じて、見事な槍裁きをみせた。





ハーデス「ちっ!」



ハーデスの一瞬のスキをゲオルグは見逃さなかった。





ジュン!!!



ハーデス「くおっ!!」




ハーデスは槍に当たり、なぎはらわれた。





それでもガシッと、受け身をとりなんとか凌いだ。





ハーデス「や、やるなゲオルグ、好敵手と呼ぶべき存在だよお前は。だが、事実はどうだ?」









ゲオルグ「はあ、はあ、はあ……。」



攻撃も当てていたのはゲオルグで優勢に戦っていたのもゲオルグだった。




それとは裏腹にゲオルグの呼吸は乱れている。

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