
トライデント
第5章 強きゆえに…
ゲオルグ「なにしてるんだ!?しっかりしろ!ハーデス!!」
ハーデス「ゲオルグ…?ハッ!ああっ!!」
なんとゲオルグがかばっているのはペルセポネーではなく、通りかかっていた女子生徒だった
「ハーデス…君…。」
女子生徒は腰を抜かしていた。
デイジーもそこには駆けつけており、ハーデスを心の底から心配していた。
ハーデス「ご、ごめん!君!!」
「いやあ!!」
女の子は震えており、デイジーがそっとその子を保護し、送っていくことにした。
ゲオルグはハーデスに話を聞くことを試みた。
ゲオルグ「いったいどうしたんだハーデス、お前らしくないじゃないか。」
ハーデス「俺らしく…ない…?俺らしいっていったいなんなんだ。」
