
トライデント
第4章 輝ける瞳
リディア「そんなことが…、アリシアさんの彼氏さんはどこに?」
アリシア「まだ彼氏じゃないけど、分かんないけど、彼も人一倍の努力家でまあ今頃神様になっちゃってるんじゃないかなあ。」
プラス思考なアリシアをリディアは尊敬した。
リディア「私も、応援します。アリシアさんと、ゲオルグさんのこと!」
アリシア「ふふ、まあ敵同士かもしれないけどね。」
リディア「……!ごめんなさい。」
リディアは謝ってばかりだった。
アリシア「まあ、そのときはそのとき!じゃあ、ちゃんとレヴォンにも謝っときなよ?」
リディア「はい、ありがとうアリシア様。」
アリシアは太陽の間から出て行った。
リディアは孤児院からきた人を尊敬していた。
こんなにも希望を持ってる人と出会えるなんて思ってもいなかった。
自分の過去にした罪の清算も忘れてはいけないが、希望を持ってもよいと確かに思えたけらだ。
