澪―みお―
第4章 宮内 圭
自分の部屋に入り、放心状態。
メールの着信音が僕をハッとさせる。
携帯を開くと、薄暗い部屋が少し明るくなる。
見たことないアドレス。
『嬉しかったよ。
これからよろしくね
葛原 澪』
え?どういう事?
あのドタバタで、僕は葛原澪のアドレスをゲットしていたらしい。
まずい。
何一つ覚えていない。
メールの文面から察するに、良い方向に事は進んでいるようだった。
薄暗い部屋の中で、マンガさながらにうろつく。
よろしく…
よろしくって…
少しも甘くない言葉の響きに、心なしか口角を上げ始めている僕がいた。
メールの着信音が僕をハッとさせる。
携帯を開くと、薄暗い部屋が少し明るくなる。
見たことないアドレス。
『嬉しかったよ。
これからよろしくね
葛原 澪』
え?どういう事?
あのドタバタで、僕は葛原澪のアドレスをゲットしていたらしい。
まずい。
何一つ覚えていない。
メールの文面から察するに、良い方向に事は進んでいるようだった。
薄暗い部屋の中で、マンガさながらにうろつく。
よろしく…
よろしくって…
少しも甘くない言葉の響きに、心なしか口角を上げ始めている僕がいた。
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