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ドキドキえっち!

第1章 ツンデレがーる


突然の声の主に
わたしの肩が大げさに
ビクっとなる。

「ぅわ、ありえね~」

林くんはチラリと資料室の中をのぞくと扉をそっとしめた。

「てか、なに?

紗穂チャンずっとみてたの?」
「ち…ちが!」

かーっと自分でもわかるくらい頬が熱をもつ。

「ふ~ん…」

ニヤニヤと笑いながらわたしを見る林くんに何もいい返せない。

そのとき、資料室の中で
ガタリと大きな音がした。

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