無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「うん。特には」


「じゃあ龍紀先輩も一緒にどうですか～？」


「え？まだ人決まってないの？」


「はい。あ、でも嫌なら良いですよ？」


…そうですよ。

菅野先輩、断って!!


「嫌な訳ないよ。俺も行かせてもらえる？」


「はい、もちろんですよ～」


な、なんですと!?


「良いかな、藤堂さん？」


（何で私に聞くのよ!!）


「はは…もちろんですよ…」


嫌、なんて

普通言えないでしょ…



「…はあ」


私はまたパソコンを

打ち始めた。


…本当は今日

優と遊びに行ってたのにな…


絶対優、怒ってるよね？


もし優と二人だったら

どこに連れて行ってくれたんだろ…



水族館？

おしゃれなレストランかな？