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…ねぇ、優？


私はあなたに

期待しても良いの？


何でずっとそこに

いるの？


きれいなお姉さん達と

遊びに行かないの？


私の視線に

気付いたのか優が

私の方を見た。


…一瞬驚いた顔をして

…嬉しそうな顔を

して手を振ってきた


「…ごめん。私、ちょっと出てくる」


優の手が振られてから

私は走った。


私が外に出たら

優が走り寄ってきた。


…そんなに鼻を

赤くして…。


何時間外にいたのよ。


「…なーちゃん」


優がなーちゃん…

って呼んでくれた…。


「ねぇ、“君”って呼ばないの？」


「ん。だってなーちゃんはなーちゃんだもん」


優は私を抱きしめた。


…優しく、そっと