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もしも、君を愛せたならば

第37章 ずっと

シンは、リングをした私の左手を
自分の頬にそっとあてると
右手で抱き寄せてキスした。



「亜矢・・・愛してる。



 俺とずっと一緒にいて」





そう言われて、
嬉しくて、涙が溢れて
小さく頷いた。



シンの事が好きで、好きで、
どうしようもない。



どんなに抱き合って、キスをして、
ひとつになったって足りない。


だから、ずっと一緒にいたい。




「ありがと・・・シン・・・


 愛してる・・・」




そう言って、
自分からシンにキスした。


明け方で、
少し肌寒い体を温める様に
何度も体を重ねて
何度も昇りつめた。












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