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大渕芹奈

第6章 二度目の地獄


【菫ぇ…】

私は菫に抱き締められて、自分の席に座る。



すると菫がスッと立ち上がって、真顔のまま藍嘉のいるところに向かった。


{さっきの書いたの、だーれ?}


〔うちだけど?〕

藍嘉はちょっと焦りだす。


パ--ンッ


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