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ガーディスト~続編~

第6章 ハロウィンの夜に(後編)

「どうしたの?」



美夏は護の視線に気づき、護を見つめ返した。



「美夏、つらいなら俺に頼ってくれ」



「………え?」



「いつもここで泣いてるんだろ?」



「!!」



確信をつかれ、美夏は動揺する。



「俺は美夏の力になりたい」



護は一歩、美夏に近づいた。



「な、なにいってんの?あたしが泣くわけないじゃん。てか、人生生きてりゃつらいこと一つや二つあるし、いちいちそんなんで落ち込んでたらキリがな…」



次の瞬間、動揺する美夏を、護はそっと抱きしめた。



「なっ、なにして…」



「俺の前では強がんな」



「…っ」



「俺がお前を守ってやるから」



護は抱きしめる腕に、力を込めた。


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