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掌の浜辺

第1章 春 - story -

 「おやすみなさい」
 「うん。おやすみぃ」

 「これ、めっちゃおもしれ」
 「そっか?」
 「先輩わかってない、このよさ」


飲み会のあと
時間がたって
アルコ-ルが抜け切ったとき
また夜遅い時間になったとき
俺の物言いは悪くなる
ということを実感していながら
全く
直せていない自分がいる
これに気づいているだけで
本当にいいのだろうか
直そうとすることが
必要になってくるのではないだろうか
…そう思う

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