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バカとエッチと学園生活

第1章  僕と美波と秘密の関係 明久×美波

「では、お主はどんな写真館にしたいのじゃ?」

と、秀吉のナイスフォロー。

「・・・・・考えてなかった」

項垂れるムッツリスケベ。

結局何も考えてないのか・・・。
ムッツリーニが厳選した極上の写真が見れると思ったのに。

「・・・・・すまない・・・これで我慢してくれ」

と言って、ムッツリーニが差し出したのは、

「僕の写真ッ!?どうやって撮ってたんだよッ!!」

そこに写っていたのは、シャワーを浴びている僕。
(フルヌード)

「・・・こんなのに何の価値があるのさ、ムッツリーニ?」

恐る恐る尋ねると、

「・・・・・意外と需要がある」

グッと親指を出して答えるムッツリーニ。

需要がある、と言われれば相手が気になってくる。

その人が、自分に好意を寄せてくれている可能性だってある。

是非とも聞いて置きたかった。

「ねぇムッツリーニ、その人ってだ・・・・」

「ガラッ」

その時、教室に力の権化が現れた。

(うぐっ、鉄人だ・・・・。)

背中に冷たいモノが流れる。

現れたのは、進路指導担当の西村先生だ。

ガッシリとした肩幅に溢れんばかりの筋肉。

強面で背の高いそのビジュアルはとてつもない迫力を感じる。
趣味がトライアスロンで、底なしの体力を持つため、生徒達からは恐れられている。

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