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2人のBirthday

第3章 寄り合う心



『珀さんもサボり?』


僕が、そう聞くと珀さんは少し寂しそうな顔をして…


「うん…私トロいから…体育出たくなくて」


あ…そう言う事か。


『そっか…僕は、考え事したくてさ』


「そう………」


そう言うと珀さんは、黙ってしまった。


僕も何も話しかけなかった。



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