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2人のBirthday

第3章 寄り合う心



『……スズ』


僕は、無意識に“彼女”の名前を呼んだ。


僕が呼んだのは…


今目の前で寝てるスズ?


それとも


夢のあの子?


あぁ…考えれば考えるほど


夢のあの子とスズが同一人物だと思えてしまう。


「…ん…レン?」


僕の頭が混乱してる時…スズが起きた。


『あ、ごめん…起こしちゃった?』



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