
俺はもう、
第3章 *宣戦布告..
部屋着と下着を受け取ると、優の家のお風呂場に向かった。
洗面所には髭剃りとかワックスが置かれてて、優が大人になったことを実感する。
『玲ちゃん、寝るの優と同じ部屋にする?
愁(優の兄)の部屋空いてるけど、そっちで寝る?』
お風呂に浸かってると、おばさまの声がドア越しに響いた。
「え、どちらでも・・・」
『じゃあ、とりあえずお布団を優の部屋に運んでおくから。二人で相談して?』
いくら幼馴染とはいえ、年頃の男女を同じ部屋に寝かすという選択肢があることに驚いた。
お風呂からあがると優の部屋に向かう。
「優、・・・!!」
いつもの癖でノックもしないで部屋のドアを開けると、上半身裸で立つ優と目が合った。
