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リンクの恋説ムジュラの利用

第2章  楽器

またお面屋の前に戻っていた。


「わりい、お面屋さん。ムジュラの仮面はまた取り戻すからもうちょい待ってくれ。」


「ほっほっほ、信じなさい信じなさい、あなたならできます。」



コイツはコイツで不気味だな。まるで俺が時間戻してるの分かってるみたいだ。


「アンタ、最低ね…。」


そう言ったのはチャットだった。



「そう責めるなよ。悪戯みたいなもんじゃん。」


「それが勇者のすることなの!?」


俺はチャットのセリフに少し怒りを覚えた。

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