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時間の恋 上

第1章 高校出会い

『わかった。ありがとう』

『気持ちだけもらっておくよ』

そんな和兄の素直に
受け取ってくれるところが
うれしかった


そんな話をしながら

いつの間にか
学校についていた



学校についた私は
ふと気付いた

そうえば…和兄と
いると…

やばい!先に行こう…!

『んじゃ!私先に行くね!また!」

その場を早く離れるために
私は足を早くしたが

なるべく学校では
避けたいのだ…

なぜなら…

「おい!ゆう…」

和兄が呼び止めてくるが…

後ろを見たら…

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