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そんなあたしを見て、また雄大くんは笑う。


｢スゴいキレイ、ってこと｣


心臓が跳ねる。

初めて、誰かに"キレイ"だなんて言われたから…。


｢あ…っ｣


また優しく口付けが交わされる。

掴まれていた両手は解放され、雄大くんの手はあたしの胸へと移された。


｢ふっ…うぅ…んんっ…｣


馴れた手付きで両胸を愛撫される。

揉まれたり撫でられたりする動きのせいで何度も出かける声が唇で、舌で封じられる。

何だろ…気持ち良いのに、物足りない。

その時、唇が離された。


｢物欲しそうな顔、してるよ｣


意地悪な笑顔。

伏し目がちなのに、真っ直ぐに射抜くような視線。


｢どうされたいのか、言ってよ｣


そう言いながら、雄大くんは指先で唇を撫でる。

たったそれだけなのに、体が跳ねた。


｢やっ…わかってるクセに…雄大くんの意地悪〜…｣

｢…何、その可愛い顔｣


小さくキスをしたかと思うと雄大くんは左の乳首を口に含み、右の乳首を左手で弄び始めた。

ようやく先程からの焦らされる欲求不満から解放された、全身に広がるような甘い快感。


｢んあぁ…っ!!ら、めぇ…っ!!やぁあんっ!!ゆ…だいくぅ…っん!!｣