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平和のために

第6章 目覚め



ダメ…ここで彼を一人にしたら

また彼は殻に閉じ籠ってしまう




「待って!!

待ってよ…とう…」





いや、違う


私は彼の名前を
知っているじゃないの!!





「…タケ!!

待って、タケ!!」



「な!?」



久しぶりに見たな


タケのこの驚く表情…




え?あなたダレ?



私は私の中にもう一人
違う人が出てくるのを感じた


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