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夢恋*゚

第1章 興味、ある?



知らず知らずのうちに
4人は雑誌を開いていた。

「初めて特集」とは、つまり「初めてのえっち」ということだった。
さらに、中学2年生には
刺激的な写真が何枚ものっている。

しばらく沈黙が続く。
さっきまでの大騒ぎが嘘のようだった。
そして、沈黙を破ったのは
光梨だった。
「……みんな、こーゆーこと、興味、ある?」

「こ、こーゆーこと、って?」
訊いたのはわざとなのか天然なのか、咲夕が言う。

「だから、その……えっちなこと」

少しの、沈黙。
そして、またも光梨が口を開く。
「あたしは、無くは無いよ」

「よーするに、興味あるんじゃん」
ハッキリいったのは、結菜だった。
「なんだよ、ゆいちゃんはどうなんさ?」
「……あるよ、ある。……咲夕と凜は?」

「…あるかも」と咲夕。

そして、それまで無言だった凜が言った。
「……やってみる、おっぱい触りっこ」

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