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天才剣士は一くんに夢中

第4章 絶望と驚喜

★★★★★★★★★★★



そんな理由はもう言わなくてもわかるよね?


僕は土方さんが邪魔で仕方ないんだよ。

土方さんさえいなければ僕は近藤さんにとっての一番なのに。


そうやって土方さんはいつも僕の大事なものを横取りしていくんだ。



‥でもまぁ。

さすがに一くんを横取りされることはないだろうからちょっと安心。



万が一そんなことがあったら‥





殺しちゃうかもだけどね?





「ごちそうさま。」

「どうした総司、食欲がないのか?」


「いいえ、大丈夫です。心配しないでくださいね。」


「‥あ、あぁ。それだったらいいんだが‥」



僕のことをいつも心配してくれて気使ってくれる優しい近藤さん。


きっと僕はこの先も一生近藤さんについていく。だって世の中で近藤さんのことを一番信頼してるから‥





その選択でたとえ一くんと離れることになったとしても‥ね。



★★★★★★★★★★★

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