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天才剣士は一くんに夢中

第4章 絶望と驚喜

★★★★★★★★★★★


「僕‥ちょっと外の空気でも吸ってくる。」


「‥あぁ。」



僕がそう言うと、一くんは少し寂しそうな表情(カオ)を見せたけれども‥





僕のほうのが辛いんだよ。





外に出てふと上を見上げると星いっぱいの夜空が広がっていた。

空がこんなにも綺麗で輝いていると、さっきまで苛立ってたことも全て忘れしまいそうな気がする。


「今頃一くん泣いてたりして(笑)」



‥戻ろう。


僕はすっと立ち上がり足を傾けた。





その時





「‥っ‥う‥‥」



え!!?



どこからか呻き声のようなものが聞こえた。


「‥ん‥‥うぅ」




や‥ヤバい‥



★★★★★★★★★★★

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