無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

とりあえず機嫌が直ってよかったわ。こんなんAVの世界だけやと思ってたけど、ほんまにあるんやな。泣き出された時は焦ったわ。



このあと、途中でトイレに走られた事はあったが、後にも先にも、これが最初で最後の経験だった。



「なあ、なんかエッチの雰囲気やないし、久しぶりに人生ゲームでもしよか。」



エッチを中断して、2人で人生ゲームを始める。



フミ達とも、集団で徹夜の飲みの時は、なぜか人生ゲームの最小ターンで罰ゲームをしたりしていて、なぜか大流行だった。



俺はわざとミスを連発し、恵は終始上機嫌だった。



あかん、泣かれた後やし、変なとこで気遣うわ。



そんな事を考えていたら、あっさり負けた。



「アハハ、勝ったわ。いつもどんなに勝ってても情け容赦ないのに。罰ゲームはなんにしよ。」